睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、「SAS(サス)」とも言われます。10秒以上、もしくは1時間に5回以上呼吸が止まってしまう病気です。睡眠中に筋肉が緩み、舌根部や軟口蓋が下がり気道を塞いでしまうことが主な原因ですが、他には扁桃肥大・鼻づまり・肥満などもあります。小さなお子様は扁桃肥大が原因で発症するケースが多いため、ちょっとおかしいかな・・・と思うことがあれば、早目にご来院ください。
充分な睡眠をとれないために、起床時には口が渇いていたり頭や身体が重く感じるため、熟睡感はありません。そのため日中は常に疲労感と強い眠気があるため、車を運転中に人身事故を起こしてしまったというケースも多発しています。お子様では日中に集中力が足りないと、学業に影響されるケースも考えられます。

当院では、欧米や日本国内で最も普及している「CPAP(シーパップ)療法」(経鼻的持続腸圧療法)を行っています。鼻に装着したマスクに空気を送り込み、圧力(陽圧)を加えて気道を確保するという治療法です。CPAP装置をレンタルいたしますのでご自宅で使用していただき、月に1度データを検証しに診察にお越しください。
まずは、患者様が本当に睡眠時無呼吸症候群なのか、原因はどこにあるのか、しっかりと見極めることが大切になりますので、耳鼻咽喉科へ行かれることをおすすめいたします。「単なるいびき」「たった数秒呼吸が止まるだけ」と自己判断するのではなく、原因をはっきりさせて生活の質を向上させていきましょう。

当院での治療の流れ

1:診察

  • 自覚症状はありますか?
  • ご家族や同居人の方がいらっしゃる場合は、1時間に何秒呼吸が止まるかをノートに記入していただくと良いですね

2:治療

  • 内視鏡で鼻・耳の状態を調べます
  • 鼻水の吸引
  • ネブライザーによる鼻・喉への直接的治療
  • CPAP療法が必要かどうかの検査をいたします
    【終夜睡眠ポリグラフィー検査費用】
    ○1割負担の方は3,000円程度
    ○3割負担の方は5,000円程度
  • 検査の結果CPAP療法が必要と判断された場合、CPAP療法を開始いたします
    【毎月かかるCPAP療法費用(保険適用)】
    ○1割負担の方は2,000円程度
    ○3割負担の方は5,000円程度
  • 扁桃肥大により手術が必要な場合には、対応可能病院への紹介状を作成いたします

上記金額には初診・再診料は含まれていますが、院長の判断により他の検査や治療が
必要になった場合には、上記費用に追加される場合がございます。

3:投薬

  • 症状に合ったお薬を処方いたします

4:通院

  • CPAP療法の場合、月に一度の診察が必要になります
  • 鼻詰まりが原因の場合には、症状が落ち着くまで根気よく通院されることをおすすめいたします